『霊障を解く-家運をよくする正しい先祖のまつり方-その②』は、阿含宗開祖・桐山靖雄大僧正の著作の1つです。本書では霊的世界と現象世界は密接に関連しており、生きている人々は先祖の影響を受けていて、先祖を確実に成仏させられる正しい信仰を持つことが大切であることが説かれています。
非常に分かりやすく説かれた本ですから、読まれてみてはいかがでしょうか。
阿含宗の書籍「霊障を解く-家運をよくする正しい先祖のまつり方-その②」
誰もが、「運を良くしたい」と思っておられることでしょう。著者である阿含宗開祖・桐山靖雄大僧正は、不運に泣く多くの人の相談を受け、運を良くする方法を追究し、その方法をつかみました。
『霊障を解く 家運をよくする正しい先祖のまつり方─その②」の「まえがき」には、こうあります。
「長年のあいだ、考えに考え、また無数の実例に徴(ちょう)してみて、最後に、これこそだれにでもできる運をよくする秘法だというものを、わたくしは発見した。
それはなにか?かんたんなものである。秘法、などというほどのものではない。先祖のお霊(みたま)をねんごろにおまつりするだけのことである。運が悪くて、悪いことばかりつづきで、もうなにをしようにもどうしようもないというひとが、先祖の霊をねんごろにおまつりし、ご供養すると、かならず運がよくなってくるのである。また、子どもに関する悩みごとは、水子の供養をすると不思議に好転するのである。
これははっきり断言できる。(中略)
わたくしは、長いあいだ、運をよくする方法について考えに考え、かず多くの実験をかさねたが、だれにでもできて、そうして、確実に、運がよくなる方法となると、先祖供養、これしかなかった」著者の阿含宗開祖・桐山靖雄大僧正は、宗教者としての長年の実体験から、個人と家運をよくするには先祖供養を行って、不成仏霊・霊障のホトケをなくしていくしかない、という結論に至ったのです。本書ではその結論の裏付けとなる理由が説かれ、また霊的存在があることを裏づける霊写真が収められています。
書籍の内容
第1章の「霊障を解く」は、阿含宗開祖・桐山靖雄大僧正の講演録をもとにした内容で、霊魂というものが実際に存在し、不成仏霊・霊障のホトケがいることにより、
- 刑獄の因縁
- 横変死の因縁
- 肉親血縁相剋の因縁
という三大悪因縁が生じ、これによって個人も家庭も崩壊の危機に瀕していることが説かれています。さらには個人・家庭の崩壊は、国と世界の危機につながっていることも説き明かされています。
第2章の「家運をよくするための正しい信仰を持つ三つのポイント」では、
- 信仰や宗教はなぜ必要なのか?
- なんのために、なにを、どのように信仰するのか?
などの点をきっかけに、本当に正しい仏教信仰の在り方について詳しく説明されております。内容としては、運を開く先祖供養について細かく描かれているのが特徴となっています。
この書籍を読んでもらいたい人
世間には宗教や信仰を否定し、霊魂の存在や先祖供養を否定する唯物的な人々が少なくありません。しかし、物質世界・精神世界・霊的世界の三つが共存しているのが、この世界の実相である、と著書である阿含宗開祖・桐山靖雄大僧正は説いております。また、その裏付けとなる霊写真も掲載されております。
本書は、「今現在、不運に見舞われており、なんとか個人の運と家運を建て直したい」という人や、
「信仰とはなにか? 宗教とは必要なものなのか?」と悩む人はもちろんのこと、「霊的存在や宗教・信仰を完全に否定する人」にも、ぜひお読みいただきたい内容です。
どのように役立つのか
先祖は生きている人々にとって、「根」となる存在です。先祖なしに、この世に生を受ける人はいません。先祖を正しく祀る方法と、その意義を学ぶということは、ただ悩みや問題を抱えている人だけではなく、今を生きる人全てに必要なことだと言えるでしょう。したがって、まさしく全ての人に役立つ内容なのです。
まとめ
物質世界に生きる私たちは、霊的世界の影響を受けています。物質世界での幸福を願うならば、霊的世界の安定が必須です。先祖のお霊(みたま)が安らかであってこそ、私たちも安らかになります。その根本原則を、いろいろな例を引きながら、分かりやすく教えてくれるのが、『霊障を解く 家運をよくする正しい先祖のまつり方─その②』なのです。本書を読むことから、家運繁栄が始まると言えるでしょう。