阿含宗の書籍「人間改造の原理と方法 -原始仏教から密教まで」

人間改造の原理と方法の表紙 阿含宗の書籍

人間改造の超技術の方法は原始仏教のなかにあった!

密教から原始仏教へと、仏陀の教法の源流を遡っていった著者は、従来の仏教が説く愛と慈悲をこえる“智慧”の世界を発見した。
それは、脳と心の二つの領域にわたって特殊な訓練を積み重ねる、古代ヨーガの修行法であった。

書籍情報

著者・桐山靖雄
1977年12月20日発行
定価1,600円(税別)
平河出版社

口コミ

人間を進化させる方法論が書かれています。画期的な書物であると思います。仏教の本来の姿が説かれています。既存の大乗仏教の誤りを正しています。

実践方法としては、著者の「求聞持聡明法秘伝」「念力」等に書かれています。
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超能力とは何だろうか。スプーン曲げも、空中浮揚も超能力と呼ばれている。おそらく、そうした超常現象を期待して本書を読んでも期待はずれに終わるだろう。

著者によれば、本書の目的は業(運命)からの脱出であると説く。著者は業を人間の深層心理に潜む抑圧意識の衝動ととらへ、その克服によって人は自分の運命を根本的に改造しうるとする。それが、著者の言う超能力である。

本書にはそのための原理として、原始仏教から密教にいたる修道システムを詳細に取りあげ、その有効性の証明に現代心理学を応用している。

そこでは、仏教の煩悩や業といった抹香臭い観念が再び新鮮な思想として蘇るのであり、仏教の持つ人間改造の可能性に現代人を注目させる画期的な書であると言えるだろう。