「輪廻転生瞑想法Ⅱ ―理想の未来をつくる輪廻転生曼荼羅瞑想法」は、自分が理想とする来世を迎えるための阿含宗の修行法を書いた本です。今回はこちらの書籍が描く、望みどおりの輪廻転生を叶える瞑想の数々をご紹介します。
「輪廻転生瞑想法Ⅰ-理想の自分に生まれ変わる如意宝珠敬愛秘法」はこちらから↓
「輪廻転生瞑想法Ⅱ ―理想の未来をつくる輪廻転生曼荼羅瞑想法」の内容
前作「輪廻転生瞑想法Ⅰ ―理想の自分に生まれ変わる如意宝珠敬愛秘法」は、阿含宗が継承する理想の輪廻転生の教えを説いた1冊でした。続く「輪廻転生瞑想法Ⅱ」ではついに、本格的な瞑想の方法を解説しています。
「火の呼吸法」「意思(こころ)の訓練」「スヴァーディシュターナ瞑想法」など、どれもいまのあなたを一層強く、そして来世の人生をより素晴らしくするものです。さらに阿含宗の真骨頂ともいえる輪廻転生瞑想法「輪廻転生曼荼羅瞑想法」を、見て・読んで習得できる実用的な内容になっています。
根源的エネルギー・クンダリニーの覚醒
「クンダリニー」をご存じでしょうか。人間の体内に存在する、根源的晴明エネルギーであり、別名シャクティとも呼ばれるものです。サンスクリットで「螺旋を有するもの」を意味し、普段は私たちの尾てい骨付近、つまり第1チャクラに眠っているものとされています。クンダリニーを覚醒することで得られる神秘体験は得も言われぬものであり、最終的には解脱も可能です。
書籍で紹介されている「火の呼吸法」は、この覚醒技法のひとつだと言います。クンダリニー・ヨーガの呼吸法をベースとして誕生したトレーニング法で、チャクラの活性化・クンダリニーの目覚め・エネルギーワークを行いたい方に最適です。神経系、内分泌系に刺激を与えるとともに、脳へも働きかけるため、短時間でエネルギーの高まりを感じられるでしょう。
意思を強く持つための「心の筋肉」
「意思を強くする」と聞くと、頑迷な人物を思い浮かべるかもしれません。しかし阿含宗で言うところの意思の強さとは、より幸せに生きるための手段であり、理想の来世を手に入れるには不可欠なものです。たとえば「意思が弱い」「根気が続かない」場合、自分の心の弱さを呪いたくなるでしょう。このとき仏陀から学ぶべきは、折れない強い心だと分かります。
柔軟に、かつ芯の通った意思を授かるにはどうすべきか、悩める方を導くのが「意思(こころ)の訓練」です。心に湧き出るエネルギーを有効に使えるよう、頑迷ではなく頑固でいること。書籍ではそのために必要な「こころの筋肉の付け方」が説かれています。思い描く輪廻転生を得るには、必然的に現世の自分を強く持たなければいけません。仏陀が説いた「八正道」を念頭に、意思の自由が許されているからこその訓練が必要なのでしょう。
第2のチャクラを目覚めさせる
7つあるチャクラのうち、第2に位置するのが「スヴァーディシュターナ」です。下腹部にあるそれは、情緒のバランスや喜び、性をつかさどり、自分の力で人生を創り上げる「創造性」を秘めています。スヴァーディシュターナを活性化することで、パワフルに行動できるようになり、英雄さながらに自信が湧いて出るようです。ただし開きすぎては情緒が不安定になったり、夢を見すぎてしまったり、またチャクラが滞れば孤独を感じることもあるでしょう。
整ったバランスでスヴァーディシュターナを覚醒するのに役立つのが、「スヴァーディシュターナ瞑想法」です。書籍にのっとって瞑想を行うことで、あなたのチャクラは輝かしいオレンジ色に輝き出し、これからの人生も、来世さえも望みどおりになると言います。
現世までも幸福に変える輪廻転生瞑想法
「輪廻転生瞑想法Ⅱ ―理想の未来をつくる輪廻転生曼荼羅瞑想法」は、素晴らしい来世を引き寄せるだけでなく、現在の生き方に疑問を抱いている方にも有用な書籍です。阿含宗による具体的な瞑想法を明瞭に解説しているため、手引書のようにあなたの人生を導いてくれるでしょう。