「阿含密教いま -阿含講話集1」は、阿含宗の歴史を紐解いていく書籍となっています。すべての仏教の始まりとも言われている阿含経を紐解いていくことによって、より阿含宗を知るための書籍にもなると言えるでしょう。これから阿含宗について学びたいと思っている方や信徒になりたいと思っている方は、上手に活用していくことが必要となります。もちろん、この書籍は丁寧に解説しているので、その点は安心して読み進めることができるでしょう。
前回ご紹介した阿含宗の書籍↓
「阿含密教いま -阿含講話集1」とは
「阿含密教いま -阿含講話集1」に関しては、多くの方が阿含経を知るために呼んでいます。出版されたのは1992年と少し古いですが、それでも考え方の基礎となる点については、昔から変わっていません。つまり、現代の阿含宗について知りたいという方にとっても、魅力的な書籍であることは変わりません。実際に著者は阿含に到達している人物で、この本では、その求道の経過と心情について語っています。
著者の想いなども詰め込まれた本が、「阿含密教いま -阿含講話集1」なのです。実際に密教からアビダルマを経て、仏教の原点に到達した著者だからこそ、詳しく内容を解説することもできています。内容は難しいと思ってしまう方もいるかもしれません。しかし、阿含経を知るためには、この本は欠かせない書籍だと言えるのではないでしょうか。
ぜひ手に取ってみて、宗教の根源について知ってみるのも良いと思います。仏教については、実際にとても魅力的なものとなっているから、ぜひ活用してみてください。ちなみに、近年は多くの方が利用するようになっているから、その点も魅力が大きいと言えるのではないでしょうか。現代にも精通する点が大きいです。
書籍の内容
「阿含密教いま -阿含講話集1」の内容としては、すべての仏教の根源である阿含経を知ることから始まります。さらにそこから、その布教に勤めた桐山靖雄という代表的な人物が、どのようにして求道し、その心情を変えていったのかも書かれているのです。それらの経過を追っていくと、悟りを開き、新しい仏教について考えることの重要性も見えてくるでしょう。
「阿含密教いま -阿含講話集1」では、よりそれらの心情について深く掘り下げられていて、誰もが多くの道を選べるようにもなっていることが理解できます。宗教というのは仏教だけではなく、実際に阿含宗では色々な宗教との関わりも持っているのです。閉鎖された道からは何も見えないということもあり、常に新しい感覚で宗教について考えることのできる書籍とも言えるでしょう。
内容はより宗教的な側面に触れていくため、日本人で無宗教だと思っている方には、理解まで時間がかかるかもしれません。しかし、宗教に触れることによって、より新しい世界が見えてくるという可能性もあります。そこは、実際に内容を理解してみる姿勢があるかどうかによっても変わってくるのではないでしょうか。
書籍を読んでもらいたい人
この書籍を読んでもらいたい人は、やはり阿含経に興味がある方です。阿含宗などについてもこれから知りたいと思っている方は、まずはその歴史について知っていくことが重要だと言えます。「阿含密教いま -阿含講話集1」では、実際に貴重な話が盛り込まれていて、著者の考え方なども垣間見られるのが特徴です。
「阿含密教いま -阿含講話集1」を読むことによって、新しい世界が見えてくることはもちろん、仏教について色々な知識を深めていくこともできるでしょう。知識自体はとても深まるし、何より自分の根本的な考え方にも大きな影響を与えていくのではないでしょうか。その点は、著者の熱い想いが語られているからこそ、心に響いてくるものもあるのです。
ぜひ「阿含密教いま -阿含講話集1」を手に取ってみて、阿含宗はもちろん阿含経について知ってみると良いです。理解しようとすれば、この仏教の根源を知ることも可能です。もちろん簡単に理解できるとは言えませんが、しっかりと理解していけば、その内容も深く知っていくことができるのではないでしょうか。
どんな役に立つのか
自分の宗教観について考えたいという方にとって、「阿含密教いま -阿含講話集1」はとても役立つ本だと言えます。また、仏教を信じている方にとっても、その根源となる阿含宗を知ることができるので、最適な書籍です。
もちろん、色々な考え方があるのですが、この「阿含密教いま -阿含講話集1」は著者の主観的な想いも多く含まれています。だからこそ、その生の声を聞くことができるとも言えるでしょう。
すでに信徒の方はもちろん、少し興味があるという方にとっても、貴重な書籍であることは間違いないです。
まとめ
阿含宗を紐解くためには、「阿含密教いま -阿含講話集1」などの本が重要となります。この手の本はなかなか読み進めるのが大変と思う方もいるかもしれませんが、新しい世界を開くものにもなります。その点も魅力は大きいと言えるでしょう。